音楽朗読劇「シャーロック・ホームズ」#1 豪華な生演奏を披露する演奏家の皆さんを発表!!

この夏、2021年8月28日(土)29日(日)サントリーホール・ブルーローズ開催するノサカラボのプロジェクトの1つである、音楽朗読劇「シャーロック・ホームズ#1」の、演奏者の3名が決定いたしました。

公演中に生演奏される数々の楽曲は奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門にて、第1位を受賞した経歴もある、音楽家・山中惇史氏がこのホームズの公演のために制作したオリジナル曲です。

ノサカラボのシャーロックホームズのメインテーマになる楽曲は、映画音楽にもなるような美しいなかにもドラマのある曲。

ピアノ:高橋優介氏、ヴァイオリン:岸川りほ氏、チェロ:三谷野絵氏のピアノトリオにより奏でられる美しく力ある旋律が会場を19世紀ロンドンへと誘います。

優美な音楽と、朗読陣の迫真の演技とが織り成す、まさに五感を震わす熱いドラマにぜひともご注目ください。

 

音楽チームプロフィール

作曲家のご紹介

山中惇史(やまなかあつし)

東京藝術大学音楽学部作曲科を経て同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。

後に同大学器楽専攻ピアノ科卒業。第26回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位受賞。

器楽、室内楽、合唱など多数がヤマハミュージックメディア、カワイ出版などから出版されている。

またピアニストとしては2018年にリサイタル・デビュー。

共演者としても絶大なる信頼を置かれ、国内外の著名なアーティストと共演を重ねる。

2020年にはピアニスト・作曲家の高橋優介とのピアノデュオ『176』(アン・セット・シス)を結成。

自らの編曲によりオーケストラ作品の演奏に挑み、同時にカワイ出版より楽譜が出版され話題となる。

ピアニスト、作曲家、アレンジャーとして参加した各CDはレコード芸術誌にて特選盤、 準特選盤に選出されている。

東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団など多数のオーケストラとの共演、作品が演奏されている。

最新アルバムは「旅と憧れ」。東京藝術大学非常勤講師。

 

 

ピアノ

高橋優介(たかはし ゆうすけ)

千葉県出身。上野学園大学音楽学部演奏家コース、ピアノ科を卒業。

ピアノを齋藤由里子、横山真子、宮本玲奈、横山幸雄、久保春代、川田健太郎、草冬香各氏に師事。

第10回東京音楽コンクールピアノ部門第1位及び聴衆賞受賞。

NPO法人 芸術・文化 若い芽を育てる会第5回奨学生。東京文化会館で行われるモーニングコンサート、フレッシュ名曲コンサート、表参道ランチタイムコンサート、NHKベストオブクラシックをはじめ、多数のコンサートに出演。

ピアニスト・作編曲家の山中惇史氏と、二台ピアノユニット『176(un sept six)』を組む。2020年にカワイ出版社より、山中氏と共作で編曲した、レスピーギ作曲のローマ三部作の二台ピアノ版の楽譜が出版されている。

これまでに、飯森範親、梅田俊明、円光寺雅彦、大友直人、下野竜也、高関健、山下一史、前橋汀子、矢部達哉、今井信子、谷尻忍、波多野睦美、三浦一馬、上野耕平、彦坂眞一郎の各氏と共演。

ヴィオリストの今井信子氏が毎年冬に開催していた小樽ヴィオラマスタークラスで3年間アシスタントピアニストを担当。

 

 

ヴァオリン

岸川りほ(きしかわ りほ)

3歳よりヴァイオリンを始める。

第11回日本演奏家コンクール、第11回大阪国際音楽コンクール、第5回YBP国際コンクール、第4回国際ジュニア音楽コンクール、第1回日本香港国際音楽コンクール、第66回全日本学生音楽コンクール東京大会優勝。

第28回全日本クラシック音楽コンクール最高位。

第1回ウィーンベートーヴェン国際コンクール3位、第16回チェコ音楽コンクール3位。

大阪国際音楽コンクールコンチェルトオーディションより選抜され、12歳でオーケストラとヴァイオリン協奏曲を共演。

日本芸術協会より選抜され、ウィーンマリアヒルファー教会にてコンサートに出演。ほか、国内外のコンサートに多数出演。

これまでに、茂木佳子、網屋太郎、清水高師、松原勝也の各氏に師事。

室内楽を室内楽を野口千代子、玉井菜採、市坪俊彦、菊池知也、大友肇、松原勝也の各氏に師事。

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て、現在東京藝術大学音楽研究科2年在学中。

 

 

チェロ

三谷野絵(みたに のえ)

愛知県春日井市出身。6歳よりチェロを始める。

第6回横浜国際音楽コンクール弦楽器部門第2位、第19回KOBE国際音楽コンクール優秀賞及び神戸市教育委員会賞、第68回全日本学生音楽コンクールチェロ部門入選、第7回岐阜国際音楽祭コンクール弦楽器部門第1位、第26回リゾナーレ室内楽セミナー奨励賞受賞、など。

倉田澄子、藤森亮一、中木健二、バーリント=ゲルゲリー、カレル=フィアラ、ラファエル・ピドゥ各氏のマスタークラスを受講。京都フランス音楽アカデミー、秋吉台ミュージックアカデミー、いしかわミュージックアカデミー、リゾナーレ室内楽セミナー、Explore chamber music at Chateau de Belbiguieres (仏)、秋吉台室内楽セミナーなどで研鑽を積む。​

2014年小澤征爾音楽塾に参加し、オペラプロジェクトⅫ、サイトウキネンフェスティバルにて「子供のための音楽会」「青少年のためのオペラ 」出演。テレビマンユニオンによるクァルテット振興プロジェクト「プロジェクトQ・第14章」参加。

これまでに林良一、新井康之、高木俊彰、山本裕康、河野文昭の各氏に師事。室内楽を市坪俊彦、中木健二、玉井菜採、大友肇、江口玲、山田百子、西野ゆかの各氏に師事。

名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽部器楽科チェロ専攻卒業。現在、愛知と東京を拠点にソロやオーケストラ、室内楽など、様々な演奏活動を行う。