あらすじ
大伯父の舜斎と三人の又従妹が奇怪な死を遂げる予感がする。
できるなら神津さんと一緒に来て欲しい…。
旧友の卜部鴻一からの手紙を受け、松下研三は八坂村を訪れる。
その旅の途中で怪しげな男と出会い、「今宵、汝の娘は⼀⼈、⽔に浮かびて殺さるべし」という卜部家への予⾔を告げられる。
その夜、舜斎の孫娘のひとりが浴槽の中で死体となって見つかった。
この事件を発端に連続殺人の幕が開く。
はたして神津恭介はこの凶事の連鎖を止めることができるのか……。